泳力と並行し、リスクマネジメント力を学習する
「生きるための水泳」が、
今後の水泳教育として必要と考えます。
近年、子供の水難事故の多くが、プールよりも川や海で圧倒的に多く発生しています。スイミングクラブなどに通い「泳げる子供」が増えているにもかかわらず、川や海のような変化する環境での事故の多発は、「タイムの追求」や「泳がせる」ばかりがメインとなって、肝心の「水辺でのリスクマネジメント」能力に注力しない水泳教育も、ひとつの一因ではないかと考えられます。

事故は大人がいる状況でも多く発生しています。 子供を救助できるかを試す親子体験会では、泳げる大人11組全てが子供を救い出せないという衝撃の結果となりました。 「子供だから助けられるだろう」という考え方からも、"泳げること"と"救助能力"はイコールではないことがわかります。 そこで「水辺でのリスクマネジメント」の知識を身につけ実践する、その普及を目指す「生きるための水泳」プログラムを提案しています。 子供だけでなく、大人(親や教師、地域の方々)にも正しい水辺でのリスクマネジメントの知識と判断力・行動力を身につけてもらい、柔軟に対応できる能力を育てることが、水難事故を減らすための近道だと考えています。
日本セーフスイム協会の設立
毎年必ず何件も起こる水難事故、本来なら楽しいはずの水辺での遊び。
やむを得ない場合ももちろんありますが、助かったはずの命は数え切れないくらいあります。
何もしなくてもこの数は永遠に変わりません。なにより本人がわかっている事が大事だと考えます。
……そんな知識と実践を確実に伝える事ができるのは、みんなが必ず受けられる学校教育です。
私(代表・平田)自身が伝え、子どもたちに教育する事は簡単ですが、所詮自分の周りだけになってしまいます。全国の子どもたちに伝えるためには、この安全水泳を教えられる人が必要です。
そのために独自のプログラムとアイテムを開発し、特許を取得し、指導者がこれを学べば実行できるコンテンツとして普及させる事が大事であると考え、「日本セーフスイム協会」の発足に至りました。
協会代表・平田栄史

代表理事:平田栄史
大学まで競泳を続け、実業団として活動している中、自衛隊体育学校からスカウトを受け2000年4月に自衛隊へ入隊。8年間、近代五種競技というキング・オブ・スポーツ(オリンピック競技)を続け、日本代表として活躍。引退後、自衛隊体育学校の競泳部コーチとしてトップ選手への指導に注力。その後は一般部隊で勤務。東日本大震災、関東・東北豪雨などの大規模災害派遣を経験。休日にはライフセービングの活動にも参加。水害や水難事故を目の当たりにし「水難事故によって失う命を減らしたい」という思いが強くなり、子供や大人、全ての人に対し、自分がもっと伝えられることがあると思い、自衛隊を退職し海水浴場のライフガードディレクターや子どもたちへのリスクマネジメントも含めた水泳指導を行う。2018年2月に会社を設立し、これまで現場で感じたことや指導経験から『スポーツIQやスキルアップに。環境に対して臨機応変に。最高に楽しむために』を理念に、プールや海での安全や楽しさを伝えるため、リスクマネジメントを併せた生きるための水泳、競技力向上のためのコーチングを行っている。
協会概要
名 称 | 一般社団法人 日本セーフスイム協会 |
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設 立 | 2023年7月14日 |
目 的 | 1.安全水泳に関する教育事業を行い、人々の心身の健全な発達に寄与する。 2.海や川での突発的は事故に遭遇してもパニックにならずに自ら身を守れ、 お互いを助け合える人材の増進に貢献する。 |
スローガン | 「溺れて命を失う子どもをゼロにする」 |
所在地 | 東京都渋谷区恵比寿1-16-20 竹下ビル402号 |
理 事 |
代表理事 平田 栄史(水泳指導者・教育コンサルタント・経営者) 専務理事 榛澤 繁(MKプランナー・建築士・発明家・経営者) 理 事 津森 敦(化学研究者・経営者) 理 事 片岡 敏光(知財創造コンサルタント・経営者) |
沿 革 |
2020年12月 水泳教習具の開発開始。 子供達に子供達の溺れる恐怖心を克服させて多人数に効率よく水泳を指導する為の教習具の開発を開始。 2021年2月 同教習具の試作品完成。同教習具の特許取得準備開始。 2021年4月 公立小学校の水泳授業を活用しての「子供達への安全水泳教育」普及計画 立案。 2022年4月 同教習具の特許申請。 2022年4月 渋谷区に上記教習具等を活用しての「子供達への安全水泳教育」普及計画を提案。 2022年11月 同申請していた「トレーニング方法及び教習具」の特許取得。 ・特許番号 特許第7185889号 2023年2月 港区教育委員会より区立小学校での実証実験授業の実施許可を得る。 2023年6月 港区立芝浜小学校 4年生を対象に「安全水泳教育」実証実験授業 開始。 2023年7月 一般社団法人 日本セーフスイム協会 設立。(設立日:2023年7月14日) 2023年10月 港区立芝浜小学校 「安全水泳教育」実証実験授業 終了。 2023年10月 東京都中小企業外国特許出願費用助成金 交付決定 ・アメリカ、EU、オーストラリア、中国、韓国、ベトナムに申請中 2024年2月 公益財団法人 日本財団 2024年度 助成金採択 「子どもの水難事故防止に向けた新たな水泳教育法の構築と実施」 2024年6月 港区立芝浜小学校 全学年(1~6年生/639人)を対象に「生きるための水泳授業」開始 2024年9月 港区立立芝浜小学校「生きるための水泳授業」終了 |
特許権 |
●特許権:特許7185889号・2022.12.08・トレーニング方法および教習具 ●特許権:PCT/JP2023/013597 ・2023.09.23・トレーニング方法および教習具・アメリカ移行中 ●特許権:PCT/JP2023/013597 ・2023.12.12・トレーニング方法および教習具・中国・ベトナム移行中 ●実用新案権:実登3239264号・2022.09.30・水泳練習具 ●意匠権:意匠登録1748094号・2023.07.07・コルセット ●意匠権:意匠登録1715707号・2022.05.26・コルセット ●意匠権:意匠登録1715706号・2022.05.26・コルセット ●商標権:登録6593273号・2022.07.28・ドローインスイム ●商標権:登録6593273号・2022.08.05・DrawinSwim ●商標権:登録6593273号・2022.12.14・ドローインブレス ●商標権:登録6593273号・2023.01.04・泳げるんです ●商標権:商願2023-100233号・2023.08.25・Safeswim・出願中 |